微酸性電解水の有効塩素濃度「50ppm」の安全性と効果

有効塩素濃度「ppm」とは、液体の微量な濃度を示す際に用いられる「100万分の1」という割合を示す言葉です。
「ppm」は%(パーセント)と同じように使います。
「ppm」は100万分の1を表すので、0.1%で1,000ppm、0.01%で100ppm、0.001%で10ppm、0.0001%で1ppmとなります。
この数値が高いほど良いということではなく、高い濃度のものは希釈しないと安全に使用することはできません。
また、水で希釈しても思うようにpH値は下がりにくかったり、水や酸で調整すると除菌力が弱くなってしまうデメリットもあります。
そのため、微酸性電解水(微酸性次亜塩素酸水)「除菌ジアカインド」は希釈せずに安全で効果的な使用ができるように、製造時の有効塩素濃度が50ppmになるように製造しています。
微酸性電解水(微酸性次亜塩素酸水)は一般細菌、食中毒菌、病原菌、真菌、ウイルスに有効であり、芽胞菌は45ppm以上で有効です。
といっても、アルコール消毒液や次亜塩素酸ナトリウムでもいろんな菌やウイルスの予防対策に効果があるので、違いが分からないという方も多いのではないでしょうか?

微酸性電解水は人や環境に優しい「pH5〜6.5」

微酸性電解水(微酸性次亜塩素酸水)「除菌ジアカインド」は人や環境への優しさを重視し、液性(pH値)はpH5.0〜6.5になるように生成しています。

pH5.0〜6.5は微酸性なので手肌に優しく、人やペットにも安心であり、水道水と同じように使うことができます。
また、微酸性の状態は次亜塩素酸が安定して水の中で存在でき、強い除菌力が持続されるということで化学的にも安定しています。
そして、微酸性は環境にも優しいというメリットがあります。
通常、塩素系殺菌剤を使うと発ガン性があると言われているクロロホルムが作られやすくなると言われています。
アルカリ性になると一気にクロロホルムは作られやすくなりますが、酸性〜中性ではほとんど作られません。
微酸性電解水(微酸性次亜塩素酸水)「除菌ジアカインド」は微酸性であることと、除菌力の高さを生かして使用する濃度を低く設定していることで、クロロホルムは生成されません。
塩素はその水溶液のpHによって形を変えることが知られています。
酸性側の「次亜塩素酸」とアルカリ性側の「次亜塩素酸イオン」とでは、除菌力に大きな相違があり、次亜塩素酸イオンは次亜塩素酸の約1/100程度の除菌力しかないと言われています。
従って、迅速な除菌を必要な場合にはpHが低い方が好ましいと言えます。
ただし、pHが低くなればなるほど酸性になりますので、金属の腐食を促進してしまう恐れもあります。
微酸性電解水(微酸性次亜塩素酸水)「除菌ジアカインド」は最も効果の良いpH域5.0〜6.5で調整をし、低濃度で確実な除菌力が得られます。

微酸性電解水の安全性テスト

食品添加物の指定要請のために実施された次のような安全性試験で、いずれも異常がなく、厚生労働省から「人の健康を害しない」と評価されています。

急性経口毒性

ラットに微酸性次亜塩素酸水を経口投与した結果、動物に異常はなく、体重推移や剖検での変化は認められませんでした。

皮膚累積刺激性

日本白色種雌ウサギの短く刈り毛した皮膚に微酸性次亜塩素酸水塗布を5日間繰り返した結果、刺激性は認められませんでした。

眼刺激性

日本白色種雌ウサギの眼に微酸性次亜塩素酸水を適下した結果、刺激反応はみられず、更に体重にも異常は見られませんでした。

変異原性刺激性

微酸性次亜塩素酸水で微生物(サルモネラ、大腸菌)を用いる復帰突然変異試験を行った結果、復帰コロニー数は陰性対照の1.5倍以下であり、且つ用量-反応関係は全く、認められず「陰性」と判定されました。

亜急性毒性

ラットに90日間微酸性次亜塩素酸水を自由摂取させ、反復飲水投与による毒性を調べた結果、死亡も無く全ての動物に異常は認められなかったことから、微酸性次亜塩素酸水の毒性は無いものと考えられます。

トリハロメタン生成試験

微酸性次亜塩素酸水を使用して総トリハロメタンの代表であるクロロホルムの生成量を確認した結果、水道水で処理した場合と比較して新たなクロロホルムの生成は認められませんでした。

※日本電解水協会発行「微酸性電解水使用マニュアル」より

微酸性電解水(微酸性次亜塩素酸水)「除菌ジアカインド」の味、におい、色

「除菌ジアカインド」に含まれているのは微量の次亜塩素酸と原水由来の微量成分のみで、液性(pH5.0〜6.5)が微酸性ですので、味やにおいはほとんど無く、もちろん無色透明です。
食品を除菌しても風味に影響を与えることはなく、微酸性であるため生野菜などにも影響しません。
さらに有効塩素濃度(50ppm)が低いため栄養成分を破壊したり、色合いを損なうことがないことも確認されています。

微酸性電解水(微酸性次亜塩素酸水)「除菌ジアカインド」の金属への影響

次亜塩素酸を含んでいるため、金属への影響は少なからずあります。
鉄、銅、アルミニウム、黄銅などには連続使用は止めてください。
もしも金属の除菌をする場合は、液がかかったままにせず、水で濯ぐか水拭きを十分に行ってください。

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