先日、K病院様の外来障がい者トイレを光触媒抗菌コーティングさせていただいたので、今回はその様子を紹介させていただきます。

世の中的に、感染症対策として光触媒抗菌コーティングが様々なところで施工されるようになってきたと思います。

しかし、「ほんとに効果あるの?」って疑問に思う人もまだまだ多いと思います。

特に抗菌・抗ウイルス効果なんて目では確認しづらいですよね。

菌やウイルスへの効果はわかりにくくても、ニオイに関する悩みはけっこうわかりやすく解消できるようになります。

  • ニオイが気になる
  • 掃除してもニオイが取れない
  • いつまでもニオイが残ってしまう
  • 換気をしてもニオイが取れるまで時間がかかる

ニオイってトイレだけに限らず、タバコのニオイ、ペットのニオイ、介護施設の独特なアンモニア臭など様々なシーンで問題になっていますよね。

不快なニオイって人のモチベーションを下げたり、作業性を悪くさせたりしているようです。

ストレスを感じずに快適に使用するためにも、その空間の掃除をラクにさせるためにも、ニオイがストレスになるような空間での光触媒抗菌コーティングの施工はオススメです。

今回は、トイレを光触媒抗菌コーティングするとどうなるのか、どのような流れで施工されるのかを紹介していきます。

光触媒抗菌コーティングをしようか検討中の方の参考になると幸いです。

トイレを光触媒抗菌コーティングすると何が変わるの?

光触媒は現在様々な製品に採用されていて、抗菌・抗ウイルス、防汚、防雲、脱臭、大気浄化、水浄化といった効果があり、わたしたちの生活の中にたくさん存在しています。

目に見える効果はわかりやすくて信じられますよね。

けど、抗菌・抗ウイルスに関してはわかりづらくて、ほんとかな〜?って思える部分もあるかと思います。

しかし、トイレを光触媒抗菌コーティングしたところのニオイの変化はとてもわかりやすいです。

なぜかというと、トイレの便器をはじめ、壁・天井・床に光触媒技術を施工することで、抗菌・抗ウイルス効果によってニオイの元となっている菌やウイルスが分解除去され消臭されていくからです。

例えば、多くの人が利用されている東海道・山陽新幹線の新大阪駅の構内のトイレには光触媒が導入され、トイレのニオイが軽減されています。

さらには、国際宇宙ステーションでは長期滞在する宇宙飛行士を菌やウイルス・ニオイから守るために光触媒が活躍しています。

あの国際宇宙ステーションでですよ!すごくないですか?

トイレに限らず、介護施設やペット用品などニオイが気になる環境や製品に光触媒抗菌コーティングをすることでニオイ問題を解消することができています。

光触媒抗菌コーティングの施工前に必要なこととは?

光触媒抗菌コーティングでは、効果を十分に発揮するために酸化チタン粒子が施工面にしっかり接着することが大切です。

接着力を高めるためには、施工前に清掃をし、できるだけ汚れがない状態であることが必要です。

まずは汚れが目立ちやすい場所や感染リスクが高いことが予想される部分の「ATPふき取り検査」をし、衛生状態を確認します。

トイレカーテンのドアノブ部分や、車椅子の方でトイレを使用する際は手すりを掴むことが多いので手すり部分もATPふき取り検査をしていきます。

そのあと、数値が高いところは特に入念にホコリや汚れを除去し、効果的な施工ができるように準備をしていきます。

マイクロファイバークロスに洗浄液を含ませたものを何十枚も用意し、クロスが汚れてきたら清潔なクロスに取り替えて拭いていきます。

日常的な掃除では、十分に清掃しきれていない部分もしっかりと拭きあげていきます。

便座ボタンを使う人、使わない人といるとは思いますが、結構汚れています。

十分に清掃をし、光触媒反応の高い施工ができる状態にしていきます。

効果的な光触媒抗菌コーティングのポイント

清掃が終わったら、いよいよ光触媒抗菌コーティングしていきます。

トイレの出入りで絶対に触れるカーテンのドアノブ

車椅子から便座に移動するときに触れる手すり

便座ボタンなど、人が触れるところは特に入念に噴霧し、抗菌コーティングしていきます。

また、トイレ内のニオイの元となるウイルスや菌を分解除去し消臭効果を高めるために、清掃した壁・天井・床にもしっかりと噴霧していきます。

壁が白くてわかりづらいですけど、ちゃんと噴霧されています。

カーテンも裏表両方に噴霧していきます。

噴霧する際には、圧力の高さ、施工する部分との距離、噴霧量など様々な点に気をつけなければなりません。

しっかりと効果を発揮させるためにも、様々なことに気をつけながら噴霧していきます。

トイレ全体に噴霧が済んだら、しばらく時間をおき、再度「ATPふき取り検査」をします。

施工前の清掃と光触媒抗菌コーティングの適切な噴霧で、衛生状態が改善され、光触媒の効果を発揮しやすい状態になっています。

施工後は光が当たり続けることで、ニオイの原因となっているウイルスや菌の分解も進んでさらにこの数値は下がっていきます。

光触媒抗菌コーティングはトイレ掃除の負担を減らす

トイレの不快なニオイも嫌ですけど、トイレ掃除をすることを負担に感じている人も多いです。

人が触れる箇所は感染リスクが高く、人がトイレを使うたびにそこを毎回清掃や除菌をするには相当な負担がかかってしまいます。

現実的には難しいですよね。

しかし、光触媒抗菌コーティングをすることでウイルスや菌は分解されやすくなるので感染リスクは下がり、さらには防汚効果によって付いてしまった汚れも落としやすくなります。

清掃や除菌にかかる時間を短縮させることができ、ニオイがストレスに感じなくなれば、トイレ掃除の負担は激減します。

トイレ掃除は毎日丁寧にやっていればキレイに保てるといっても、「毎日」というのが負担になっていると思います。

光触媒がもっと日常に溢れ、トイレに限らず様々な場面で毎日の負担を減らせるようになれば、みんなが気兼ねなくほんとにやりたいことに夢中になれるんじゃないかな〜って思います。

わたしたちは光触媒抗菌コーティングを通して、「お客様へ安心を届けるために感染症対策に力を入れていらっしゃる方々のサポートをしていきたい!」と思っています。

この記事があなたの暮らしを豊かにするために役立つと幸いです。