親水コーティングの施工方法

親水コーティングの施工方法をご紹介します。

撥水コーティングよりも短時間で作業は終わるし、一度施工すればおよそ半年は親水効果が続くのでお手入れもラクになります。

洋式便器の親水コーティング方法(動画での解説)

まずは、動画でトイレの便器での親水コーティングの流れをご確認いただければと思います。

動画を観る前は難しい技術が必要そうに思われていたかもしれませんが、ご覧になられた通り難しい技術はいりません。

カンタンに親水コーティングができ、その後のお掃除もセルフクリーニング効果でラクになります。

洗面台の親水コーティング方法(写真での解説)

次に、陶器の洗面台での使用方法をご紹介いたします。

親水コーティング「ジョアコート」は陶器の便器だけに限らず、陶器であれば洗面台のコーティングにもご使用いただけます。

作業前

コーティング前の洗面台です。

水垢が全体的に付いていて、水滴もまだらに付いています。

この状態では水滴がこのまま乾燥してしまい、さらに水垢は付きやすい状態です。

陶器は白色なので水垢は目立ちにくく目視ではキレイに見えます。

しかし、ブラックライトで照射すると水垢や汚れが写真のように可視化されます。

ブラックライトは特に使わなくても大丈夫ですが、目視や手触りだけの確認より確実に水垢がどのように付いているのかを知ることができ、作業性が上がります。

ちなみに写真で使ってるタイプのブラックライトはこちらです。

①研磨パッドで水垢除去

親水コーティングする前に、コーティングするところは水垢や汚れがなくキレイであることが大切です。

水垢を研磨パッドで磨いて落としていきます。

ブラックライトで照らしながらだと磨き残しがより分かりやすいので、ブラックライトで確認です。

左は水垢が除去できた箇所、右はまだ水垢が残っているところです。

②研磨剤「ジョアコンパウンド」でさらに磨く

研磨パッドで磨いた後は、さらに細かい研磨剤「ジョアコンパウンド」で磨きます。

専用スポンジ(黒)にジョアコンパウンドを適量出して、仕上げ磨きをします。

手触りでもツルツルになったら、仕上げ磨き完了です。

左半分だけ研磨完了したところがこちらです。

汚れがしっかりと落ち、この状態になってからいよいよ親水コーティングの作業に入ります。

③コーティング剤「ジョアコート」塗り込み

汚れを落としたら、乾いたタオルで水分を拭き取りしっかりと乾燥させます。

そして、ホコリや油分が表面にない状態にします。

ジョアコートを専用スポンジ(青)に数滴垂らして全体に塗り広げていきます。

さらに固く絞ったマイクロタオルで、塗りムラがないように、均一の厚さになるように伸ばして塗っていきます。

※写真では別のスポンジを使っていますが、ちょっと大きめの専用スポンジ(青)のほうが塗りやすかったです。

④自然乾燥もしくはヒートガン、ドライヤーで乾燥

自然乾燥では10分~15分ほど必要ですが、ヒートガンやドライヤーを使用すると2~3分で乾燥します。

表面を指で触ってみて跡がつかなければ乾燥しています。

(2回塗りの場合は、「塗る→乾燥させる」の作業を繰り返してください。)

⑤トップコート剤「ジョアトップ」塗り込み

ボトルをよく振ってから、専用スポンジ(黒)に適量垂らし擦るように塗っていきます。

⑥親水テスト

塗り終わったら、水をかけ流して親水しているかどうか確認します。

左半分だけ親水コーティングしたので、左側のみ親水状態になっています。

もし親水していない場合は、水分を拭き上げた後もう一度トップコート剤「ジョアトップ」を塗り直してください。

最後にブラックライトで再確認。

水垢もなく、しっかりとコーティングされています。

⑦完了!

右側も施工して親水コーティング完了です。

光沢も上がってキレイな仕上がりです。

これといった専門的な技術はいりません。

水回りのお掃除に時間と手間がかかって苦労している方へ、親水コーティングをオススメします。

研磨剤 ジョアコンパウンド 50g

研磨剤 ジョアコンパウンド 50g 

トップコート剤 ジョアトップ 50g

トップコート剤 ジョアトップ 50g 

親水性ガラスコーティング剤 ジョアコート 30g

親水性ガラスコーティング剤 ジョアコート 30g 

トップコート・研磨用スポンジ 4つ入り

トップコート・研磨用スポンジ 4つ入り 

ジョアコート用スポンジ 2つ入り

ジョアコート用スポンジ 2つ入り 

親水コーティング後のメンテナンス方法

親水コーティングした後のメンテナンスは、中性の洗剤を使用し、研磨剤不使用のスポンジなどで掃除してください。

3ヶ月〜6ヶ月に1回はトップコート剤「ジョアトップ」を塗布したほうがコーティングは長持ちします。

コーティング剤「ジョアコート」は硬いもので削らない限りずっと持ちますが、1〜2年で塗り直したほうが良いです。

なぜなら、うろこ状とまではいきませんが、軽い水垢は付いてくるからです。

なので、1〜2年に1回コーティング剤「ジョアコート」を塗り直すことをオススメします。

関連ページはこちら
・トイレ掃除のこんな悩み
・コーティングしているトイレはどうしてキレイになるの?
・親水コーティング「ジョアコート」の3つの特徴
・「撥水コーティング」と「親水コーティング」を比較
・どんな場所につかえるの?
・親水コーティングの施工方法
・よくあるご質問
・親水コーティング「ジョアコートDIY KIT」