先日、地元高原町役場から依頼を受け、高原町に住んでいる方々へ微酸性次亜塩素酸水(微酸性電解水)を配布させていただきました。
微酸性次亜塩素酸水は除菌力が優れていますが、劣化が早かったりデリケートな部分もあるので扱い方に気をつける必要があります。

なので、高原町の皆さんに効果が高い状態でお届けするためにいくつか気をつけたポイントがあります。

今回はそのポイントを含めた【次亜塩素酸水の選び方】を紹介していきます。

この記事を最後まで読んでいただければ、

「次亜塩素酸水って安全なの?」

「次亜塩素酸水の効果ってどれぐらい持つの?」

「次亜塩素酸水ってどのように保管したら良いの?」

などの疑問が解消されると思います。

ぜひ、参考にしてみてください。

「電気分解」によって作られたものを選ぶ

次亜塩素酸水は製造方法の違いで、厚生労働省に食品添加物として認可されているのか認可されていないのかに分かれます。

次亜塩素酸水の製造方法には、混合と電気分解とがあります。

混合は、次亜塩素酸ナトリウムに塩酸などの酸を混合させて酸性に近づける方法です。

電気分解は、塩酸または食塩水を電気分解させて作る方法です。

厚生労働省に食品添加物と認可されているのは、電気分解によって作られたものに限られています。

また、厚生労働省に認可されている次亜塩素酸水の中でも、微酸性次亜塩素酸水(pH5〜6.5)が最も除菌力と安全性が高いと検証されています。

たまに、「厚生労働省に認可された食品添加物を使って作っています」と言って販売しているメーカーも見受けられますが、よく確認してみるとそれは混合させて作られたものだったりします。

生成方法や成分までしっかりと確認して選んでみてください。

遮光性の高い容器のものを選ぶ

 

次亜塩素酸水は紫外線に弱く、日光に当たることで劣化が進んでしまいます。

なので、容器は紫外線を通さない遮光性の高いものを選ぶと良いです。

ペットボトルのような透明な容器に入れていては劣化が猛スピードで進んでしまいます。

次亜塩素酸水を無料配布されている方も多くいらっしゃいますが、容器がペットボトルしかない場合はアルミホイルで包んで日光に当たらないようにしてみると良いです。

次亜塩素酸水は除菌力は高いですが、ほんとデリケートです。

保管は冷暗所でするようにしてください。

また、金属製の容器に入れての保管はオススメできません。

なぜなら、次亜塩素酸水は金属に反応しやすいからです。

少しでも長く効果を持続させるためにも、容器や保管の仕方にも十分にお気をつけください。

製造年月日が記載されているものを選ぶ

次亜塩素酸水は製造した直後から劣化がはじまり、徐々に効果が下がっていきます。

なので、製造年月日がしっかりと記載してあるものを選び、効果が高い状態であるものをオススメします。

わたしも某メーカーの次亜塩素酸水のスプレーを購入したことがあるんですけど、その届いた次亜塩素酸水の塩素濃度を測ったら20ppmちょっとぐらいしかなかったんです。

ここまで濃度が低いと、効果的な除菌ができるのかは微妙だし、全然日持ちしないじゃない!って思っちゃいました。

その商品は説明書きで「塩素濃度40〜50ppm」となっていたのでそれを選んでインターネットで購入したんですけど、届いた商品には製造年月日の記載がありませんでした。

製造時は塩素濃度40〜50ppmだったかもしれませんが、日が経つに連れて濃度が徐々に下がる次亜塩素酸水なので手元に届いたときには濃度が下がっていることは十分に考えられます。

製造日から日が経ちすぎているものでは、十分な除菌効果は期待できません。

製造側もしっかりと製造年月日を記載する必要があります。

購入するときも製造年月日が記載されているものを選ぶようにしてください。

受注生産のものを選ぶ

次亜塩素酸水は日持ちがせず徐々に効果が下がっていくものなので、長く店頭に並べて置ける商品ではありません。

なので、受注してから製造するといったメーカーから購入することをオススメします。

受注生産されているところなら製造年月日が記載されているところがほとんどです。

よく「使用期限○ヶ月」と記載されているものは見かけますが、製造年月日が記載していなければいつまで効果的に使用できるのかわかりません。

ただし、使用期限を過ぎたからといって完全に効果がゼロになる訳でもありません。

効果は製造した直後から徐々に下がるといった感じなので、保管の仕方も重要だと思います。

受注生産で製造年月日も使用期限もしっかりと記載されていて、信頼できるメーカーのものを選ぶようにしてください。

有効塩素濃度が記載されているものを選ぶ

製造メーカーによって製造方法が違えば、有効塩素濃度も様々です。

その濃度によって、どんな用途に使用できるのかなどが変わってきます。

なので、有効塩素濃度がしっかりと記載されているものを選ぶようにしてください。

また、次亜塩素酸水は水道水で希釈して濃度を調整できますが、水道水で希釈した場合濃度は下がりやすくなってしまいます。

なので、水道水で希釈したものは大体1週間程度で使い切る感じで、効果が下がりきってしまう前に使い切ることをオススメします。

個人的には、希釈せずに済む有効塩素濃度のもの、用途に合った濃度のものを選ぶ方が良いのではないかなって思います。

希釈せずに済む原液のものであれば、メーカーにもよりますが使用期限を未開封で半年〜1年と設定しているものも多いです。

希釈の仕方が記載されているものを選ぶ

製造メーカーによって有効塩素濃度が様々であれば、向いている用途も様々です。

なので、希釈してからの使用を勧めているメーカーのものだったら、希釈の仕方が記載されているものを選ぶと良いです。

濃度が違えば、希釈の仕方も一通りではありません。

過去のわたしもそうだったんですけど、希釈の仕方がわからないという方も多いと思います。

例えば、

濃度200ppmのものを濃度50ppmにし100ml作りたい場合は、原液25mlに対して水道水75mlで作ることになります。

これがよく耳にする4倍希釈です。

濃度400ppmのものを濃度50ppmにし100ml作りたい場合は、原液12.5mlに対して水道水87.5mlで作ることになり、4倍希釈ではなく8倍希釈となります。

わかりやすい計算式はこちらです。

使う原液の量=作りたい量÷(原液の濃度÷作りたい濃度)

この計算式に当てはめると希釈しやすくなると思います。

高濃度の方が効き目があって、除菌力が高いと思われる方もいらっしゃると思います。

しかし、濃度が高いほど人体に不安を感じたり扱い方に注意が必要となってくるので、結局は少量しか使わずに効き目が薄いという場合もあります。

なので、次亜塩素酸水はできれば希釈せずにすむ安全な低濃度のものを選ぶことをオススメしますし、効き目が心配なのであればたっぷり使うことで高い効果を得られるので心配いりません。

重要なのは菌やウイルスが次亜塩素酸水と接触する時間なので、そこまで高濃度のものにこだわる必要はないかと思います。

ただし、先ほどもお伝えしましたが、次亜塩素酸水は日が経つに連れて濃度が徐々に下がっていきます。

なので、200ppmの次亜塩素酸水を購入したとしても1〜2ヶ月後の濃度がまだ200ppmのままということはなく、そうなると希釈の仕方も単純ではなくなり、効果的な濃度に希釈するのも難しかったりもします。

自社で製造している微酸性次亜塩素酸水【除菌ジアカインド】は有効塩素濃度40〜50ppmで手指の除菌やドアノブやテーブルなど人がよく触れる場所の除菌にそのまま使用でき、なによりも注文を受けてから生成しています。

濃度が下がってしまったものを決してお届けしません。

出来たての有効塩素濃度40〜50ppmでお届けします。

詰め替えタイプも有効塩素濃度40〜50ppmなので、希釈せずそのまま使用できます。

【除菌ジアカインド】が今まで「どんな次亜塩素酸水を選べば良いのかわからなかった」という方の力になれれば嬉しいです。

気になる方はぜひお試しください。

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次亜塩素酸水の選び方のまとめ

あなたやあなたの大切な人の健康を守るためにも、次亜塩素酸水の選び方は重要です。

  • 電気分解によって作られたものを選ぶ
  • 遮光性の高い容器のものを選ぶ
  • 製造年月日が記載されているものを選ぶ
  • 受注生産のものを選ぶ
  • 有効塩素濃度が記載されているものを選ぶ
  • 希釈の仕方が記載されているものを選ぶ

これらがはっきりとわかるメーカーのものなら安心して使用できるかと思います。

この記事を通して次亜塩素酸水の選び方で失敗せずに、安心できる除菌をしてもらえると幸いです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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