こんにちは、ぞのちゃんです。

寒くなり乾燥がすすむと、生活に支障を感じ加湿器を使いはじめる人が増えますよね。

乾燥がひどい季節は加湿することで、インフルエンザの予防になったり肌を乾燥から守れたり、とても良いメリットがたくさんあります。

しかし、加湿器を使っていて不安になることや疑問に感じることもあるのではないでしょうか。

  • 加湿するとどんな効果があるの?
  • 加湿器って水を入れるだけで十分なの?
  • 加湿がインフルエンザの予防に効果的ってほんと?
  • 加湿器の手入れがメンドくさいな〜
  • 加湿器って壊れやすいものなの?

健康を守るためにも、しっかりとした加湿器の使い方や選び方は知って置くと便利です。

加湿器の効果や選び方、使用上の大事なポイントなどをまとめたので参考にしていただけると幸いです。

加湿するとどんな効果があるの?

湿度が低く乾燥していると、様々な場面でトラブルが起こってしまいます。

例えば、

・肌荒れしやすくなる

・化粧のノリが悪くなる

・のどや気管支の防御機能が低下し、風邪をひきやすくなったりインフルエンザウイルスに感染しやすくなる

・ウイルスが活性化しやすくなる

など、健康面に負担がかかってきます。

インフルエンザは乾燥がひどくなる11月頃から流行りだし、1月〜3月にはピークを迎えます。

みなさんも経験あると思いますが、予防接種や手洗い・うがいだけではなかなかインフルエンザウイルスの感染を完全に防ぐことはできませんよね。

しかし、乾燥しないように加湿することで、

・肌荒れしにくくなる

・化粧のノリが良くなる

・のどや気管支の防御機能低下を防ぎ、風邪やインフルエンザの予防になる

・ウイルスが活性化しにくくなる

など冬ならではのトラブルを回避できるようになります。

1961年には研究者のG・J・ハーパー氏が「温度20度以上、湿度50~60%で空気中での感染力が下がる」ことをつきとめています。

加湿器で適切な湿度50〜60度になるように湿度調整することが、インフルエンザの予防にもなり健康を守れるのであれば、加湿せずにはいられませんよね。

加湿器のタンクに入れるのは水道水でいいの?

加湿器を使ってみよう!ってなったとき、「タンクに入れるのは水で良いんだろうけど、水道水のことで良いのかな?」って疑問に思ってこと、みなさんにもあるのではないでしょうか。

結論からいうと、加湿器のタンクに入れるのは水道水で十分です。

ミネラルウォーターの方が体にも良さそうって思われるかもしれませんけど、ミネラルウォーターを加湿器に使用するのはNGです。

どうしてミネラルウォーターがNGなのかというと、水道水は雑菌が繁殖しにくくなるように塩素処理されています。

しかし、ミネラルウォーターはその塩素処理がされていないので雑菌が繁殖しやすくなっているというわけです。

といっても、加湿器の掃除を疎かにしたり、ずっと水道水をタンクに入れっぱなしにしているとレジオネラ菌が増殖してしまいます。

過去にはレジオネラ菌が繁殖してしまっている状態で加湿してしまい、それを吸ってしまったことがきっかけで肺炎を起こし人が亡くなっています。

なので、加湿器はマメな掃除がとても大切です。

タンクの中が空になったら、単に水道水を注ぎ足すのではなく、しっかりと洗ってから新しい水を入れるようにしてください。

さらに、インフルエンザウイルスの不活化に有効な次亜塩素酸水を加湿に使用するのもオススメです。

ただし、次亜塩素酸水を加湿に使用するなら次亜塩素酸水に対応している加湿器を選ぶべきです。

次亜塩素酸水の場合、水道水のようにレジオネラ菌は増殖しにくいです。

なかでも、次亜塩素酸水は「微酸性次亜塩素酸水(微酸性電解水)」のものを選び、塩素濃度50ppm以下で使用すると良いです。

加湿器の選び方

効果的な加湿をしたいのであれば、次のようなポイントを意識しながら加湿器を選んでみると良いです。

  • 部屋の広さにあったものを選ぶ
  • 抗菌加工されているものを選ぶ
  • 次亜塩素酸水に対応している超音波式を選ぶ

部屋の広さにあった加湿器を選ぶ

インフルエンザウイルスの予防に加湿は効果的ではありますが、十分に部屋全体が加湿されていなければ効果があるとは言えません。

加湿器には「適用床面積」という目安があります。

この目安を参考に、自分の生活にあったものを選ぶようにしてください。

広い部屋なら加湿器の台数を増やし間隔をあけて設置し、湿度調整していくと良いです。

抗菌加工されている加湿器を選ぶ

フィルターが抗菌加工されている加湿器は安心して使用できます。

なぜかというと、抗菌加工されていることで菌やウイルスの増殖を抑えることができるからです。

健康的な生活を送るためにも、抗菌加工されている加湿器はかなりオススメです。

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次亜塩素酸水に対応している超音波式加湿器を選ぶ

除菌効果の高い次亜塩素酸水を適度な濃度(50ppm以下)で噴霧すれば、水道水を噴霧するよりもインフルエンザウイルスを不活化させ感染予防になります。

なので、次亜塩素酸水に対応した加湿器が一番オススメです。

次亜塩素酸水はどんな加湿器にでも使用できるわけではありません。

次亜塩素酸水が使用できるのは超音波式の加湿器(噴霧器)だけです。

超音波式の加湿器以外で次亜塩素酸水を噴霧すると、加湿器の故障につながりやすいです。

超音波式の加湿器以外の加湿器は値段的にお手頃なものが多いです。

なので、故障してしまっても良いという考えで次亜塩素酸水に不向きな加湿器に次亜塩素酸水を入れて使っているという人の話もよく聞きます。

それもアリかもしれませんけど、個人的には適した使い方で効果的な加湿ができ、製品の情報提供がしっかりとされている信頼できるメーカーが販売しているものの方が良いんじゃないかな〜って思います。

加湿器は掃除が面倒くさい

加湿器は健康を守るために役立つものではありますけど、正直掃除は面倒くさいですよね。

でも、加湿器の掃除を怠るとタンクがヌルヌルしてきたり、さきほどもお伝えしたようにレジオネラ菌が増殖しやすくなったり、逆に健康面に被害が出てきてしまいます。

なかなか掃除しないでいると、清潔な加湿器にするまで時間や手間がかかってしまいます。

しかし、こまめに掃除していればあっという間に掃除は終了します。

掃除しなさすぎは故障の原因にもなります。

加湿器の掃除は面倒くさいですけど、健康を守るために加湿するわけですから清潔な加湿器で効果的な加湿をしていただけたらいいな〜って思います。

加湿器は健康を守るために欠かせない

加湿器は乾燥が気になる季節には欠かせないアイテムで、わたしたちの健康を守るためにもなくてはならないものです。

加湿器で乾燥を防ぐことで

・肌荒れしにくくなる

・化粧のノリが良くなる

・のどや気管支の防御機能低下を防ぎ、風邪やインフルエンザの予防になる

・ウイルスが活性化しにくくなる

といったメリットがあります。

この記事があなたの健康を守るために役立つと幸いです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。