こんにちは。
清掃会社で働く、なかちゃん&ぞのちゃんです。
前々から夫婦揃ってドローンを使った除菌液の散布に興味があり、機会があれば見てみたいなーって思っていました。
- どれだけ人の負担が減るんだろう
- ほんとにくまなく散布できるのかな
- 時間はどれぐらいかかるんだろう
このような疑問を抱えていました。
この記事を読めば、きっと大きな会場で消毒作業や防除作業に苦労している方の参考になり、今までの手間や時間を大幅に削減できるようになります。
ぜひ最後まで読んでいただき、あなたの問題解決につながると幸いです。
そもそもドローンを使った除菌液の散布は信用していいのか
実際に宮崎市にある清掃会社仲間の(株)宝ビルサービスさんがユニリーバスタジオ新富でドローンを使った防除作業を行うということで見学させていただきました。
実は見学させていただくことが決まった日から、ずっとワクワクしていました。
まずは、ドローンで除菌液を散布する準備です。
ドローンの折りたたまれていたプロペラを広げ、ドローンが安全に飛べるように設定を行っていきます。
白いタンクの中には除菌液が入っています。
この状態で、適切な濃度の除菌液(次亜塩素酸水)を常にたっぷりと散布しながら除菌を行います。
ドローンを使った散布がどんなものなのか気になる方も多いと思いますが、
観客席の端から端まで、たっぷり散布されていました。
遠くまで飛んでいったドローンの散布状況は確認しにくいのでは?と思っていましたが、散布漏れの箇所がないかどうかスタッフと綿密な連携を取りながら作業されていたので納得できました。
宮崎市の清掃会社宝ビルサービスさんはテゲバジャーロの試合後ドローンを使った除菌をされています。
なかなか除菌が行き届かない広いところはこういった除菌が便利ですよね。
ちなみにドローンで散布しているのは弊社で製造販売している次亜塩素酸水です。#防除マン pic.twitter.com/MFZuQOMjRY— ぞのちゃん@カフェオープン準備中×清掃会社の人 (@chunchunayumi) June 21, 2021
ドローンや散布される次亜塩素酸水の濃度や量によって除菌効果は違ってきますが、適切な濃度でたっぷりと散布すれば何の問題もありません。
気になる作業時間ですが、およそ30分でした。
途中、空になったタンクの取り替え時間もありましたが、ほんと短時間で防除作業は終わりました。
この広さの観客席を人の手で1席ずつ除菌していくのは気が遠くなりそうです。
ギンギンに太陽が照りつける真夏の作業になったら、とんでもなくきつくて、倒れてしまう作業者も出てくるのではないでしょうか。
しかし、ドローンを使った次亜塩素酸水の散布は、人手を省けて短時間でしっかりと散布でき画期的です。
散布される次亜塩素酸水は、有機物に触れると分解され、水と同じ性質になるので安心して使用できます。
残留性もなく、散布した後に拭き取る必要もありません。
ドローンを使った次亜塩素酸水の散布は、濃度を守り、十分にしっかりと散布することで感染予防に大いに役立ちます。
ちなみに、今回ドローンでの散布に使用した次亜塩素酸水は弊社で製造している「除菌JIA+(ジアプラス)」です。(商標登録済み)
様々なサイズがあるので、家庭での除菌にもご使用いただけます。
大切な人の健康を守るためにも、ぜひご利用ください。
サッカースタジアムなど大規模をドローンで除菌するメリット
ドローンを使った除菌は、野球場、サッカースタジアム、陸上競技場など大規模なところほどメリットが大きいです。
すでに、ドローンを使った除菌作業をされている施設などもあります。
人が手作業で行う観客席の除菌作業は、大型のスタジアムではおよそ10人で3時間ぐらいの労力を必要とされています。
必要とされる除菌液の量を常に携えながら、観客席を1段1段昇り降りしながら、1席ずつを除菌していくのは相当大変です。
自分だったらしたくないです。笑
真夏の作業となると体力の消耗も半端ないし、熱中症の心配もあります。
人の手間を省き広範囲を短時間で除菌
ドローンに備え付けのタンクに除菌液(次亜塩素酸水)を入れ散布する除菌方法は、人の手間を省き、短時間で広範囲の除菌が出来ます。
広範囲を除菌するとなると、それなりの人手と除菌液が必要となります。
重い除菌液もどんどん作業者の体力を奪っていきます。
ドローンを使って次亜塩素酸水を散布することで、人が重い除菌液を携えながら、時間をかけて除菌していく手間を省くことができます。
作業時間や人件費も削減しながら除菌できるなんて、広範囲の施設運営者や管理者にとってはメリットしかないです。
除菌・清掃する人の感染防止にも役立つ
人の手で除菌・清掃するとなると、やはり作業を行う人の感染リスクも気になるところです。
実際、作業を行う人も不安なのではないでしょうか。
しかし、ドローンを使うことで、人は感染リスクがある場所に足を踏み入れなくても良くなります。
ドローンを使った除菌液の散布は、働く人の感染予防にも役立ちます。
ドローンを使った防除作業は、これからますます大規模なイベントや人が多く集まるところでの感染予防に大いに役立ちます。
人に負担がかからず、短時間でできるドローンを使った防除作業に興味のある方は、ぜひ(株)宝ビルサービスさんまでお問い合わせください。
感染対策アドバイザーの資格を持った方が対応してくださり、感染リスク分析を行ったうえで適切な対策を提案してくださるので、安心して相談できますよ。
消毒と除菌の違い
ここまでドローンで次亜塩素酸水を散布することで除菌できると言ってきていますが、そもそも消毒と除菌の違いがわからない人も多いようなので、ここで軽く説明しておきます。
「消毒」は病原性微生物を人体に害のない程度まで減らしたり、感染力を失わせたり、毒性を無力化させることをいいます。
薬機法の用語で、「医薬品」や「医薬部外品」などに対してのみ使われています。
「除菌」は漢字の通りそのままですけど、菌を除くことをいいます。
また、医薬品や医学部外品ではないアルコールスプレーや次亜塩素酸水などの製品は、たとえ殺菌や消毒効果があっても「殺菌」「消毒」と謳ってはいけない決まりがあります。
「除菌」「抗菌」といった言葉は医薬品・医薬部外品でなくても使用できるので、多くの次亜塩素酸水が消毒液ではなく「除菌液」という形で販売されています。
一般の方にこの辺をなかなか理解していただけていないのが残念な部分もありますが、消毒や除菌さえしておけば必ず健康を守れるという訳ではありません。
手洗いをしたり、マスクをしたり、様々な予防対策を組み合わせることでより健康を守れるようになります。
ドローンを使った除菌液の散布は多くの負担を減らしてくれる
正直なところ、ドローンを使った除菌液の散布は人の手間は省けるだろうけど、どれぐらいの手間や負担を省けるのかピンと来ていなかったし、散布漏れがあると思っていました。
しかし、リアルに散布している様子を見たら、綿密な連携で散布漏れがないように作業されていたし、作業される人が汗でびっしょりになるような人への負担もありませんでした。
- 人にかかる負担はタンクの除菌液を補充するときぐらい
- 綿密な連携で散布漏れを防止
- 10人の手作業で3時間かかる防除作業がドローン1台で30分程度で終了
- 除菌、清掃する人の感染予防にも役立つ
- 真夏に暑い中手作業で除菌はしたくないけどドローンに任せられるならやってみる価値アリ
このようなメリットを感じました。
この記事がドローンを使った除菌作業を考えている方の参考になり、これまでかかっていた負担を減らすお手伝いができると嬉しいです。
今回は以上です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。