寒い季節はエアコンの暖房を効かせてぬくぬく過ごしたい人も多いはず。

しかし、寒い冬が終わりエアコンを使う機会が少なくなってくればエアコンのフィルター掃除を忘れがちになり、しまいにはエアコンの存在すら忘れてしまっていたなんてことも。

そして、そのうちエアコンクリーニング業者にクリーニングを依頼すればいいかなって思っていてもそのタイミングまで逃し、暑い夏にエアコンの冷房を使おうと思った時にはエアコンの異常に気づき使い物にならなかったり、新しいエアコンの取り付けまでに相当待たされたり。

そうならないためにも、エアコンクリーニングは早めがオススメです。

でも、「じゃあいつすればいいの?」って思っちゃいますよね。

エアコンクリーニングの疑問
  • エアコンクリーニングの頻度はどれぐらい?
  • エアコンクリーニングするとしたら、いつがいい?
  • 定期的にエアコンクリーニングしてもらうにはどうしたらいい?

誰だってエアコンクリーニングを業者に依頼するまでには、様々な疑問も感じるだろうし、業者に依頼して結果的に納得いかなかった経験をされた人もいるかと思います。

今回は「エアコンクリーニングの頻度」「いつクリーニングするといいのか」「エアコンクリーニングを依頼する際に気をつけてもらいたい注意点」などを紹介していきます。

エアコンクリーニングを通して、健康的な暮らしを送っていただけると幸いです。

エアコンクリーニングの頻度は?

エアコンクリーニングはそれなりの金額になってしまうので、一年に何度も依頼しにくいです。

けど「年に1回」はやっておいたほうが良いです。

なぜかというと、

エアコンクリーニングのメリット
  • エアコンの効きが良くなれば電気代の節約になる
  • エアコンの内部のカビや菌の繁殖を抑えられる
  • 体に害を与えない気持ちの良い風を浴びられる

などのメリットをあるからです。

下の写真はエアコンクリーニングしたときに出てきた汚水です。

こんなにエアコンの内部は汚れているんです。

エアコンが設置してある場所や使用頻度によっては、汚れるスピードが早くもなります。

例えば、キッチンに近い場所に設置してあるエアコンは内部に油汚れが入り込みやすいです。

部屋を閉めきって加湿器をよく使用する家庭だと、湿気がたまりやすくなりエアコン内部にカビが発生しやすくなります。

感染症予防として加湿をすることで湿度を保ったり、小さい子供やペットがいる家庭では加湿器をよく利用されるのではないでしょうか。

そういった家庭ほど年に1回は定期的にエアコンクリーニングを行った方が良いです。

エアコンクリーニングは汚れが目立ってからするのではなく、健康的な暮らしを維持するためにするものだと思ってみてください。

エアコンクリーニングは何月にするのがいい?

エアコンクリーニングは、エアコンを頻繁に使わなくなる時期にぜひやってみてください。

春の4月や秋の10月ぐらいがオススメです。

エアコンを頻繁に使う夏の前後が良いです。

住んでいる場所の気候によっては、5月か11月ぐらいでも良さそうなところもあります。

エアコンを頻繁に使わない時期は、エアコンクリーニング業者の予約もスムーズに取りやすくなっています。

エアコンクリーニング業者の繁忙期は、6月・7月・8月、年末、引っ越しシーズンの3月末〜4月初です。

この時期以外だと業者に予約が取りやすいです。

今すぐ、あなたやあなたの大切な人の健康を守るためにエアコンクリーニングの時期をいつにするか決め、できることなら予約までしてみましょう。

最適なタイミングに定期的にエアコンクリーニングしてもらう方法

見た目はきれいなエアコンでも、健康的な暮らしのためには内部まできれいにしておくことがなによりも大切です。

しかし、エアコンクリーニングが必要だとわかっていても、最適なタイミングでクリーニングしてもらうには難しい部分もあります。

なので、そういった場合は一度エアコンクリーニングしてもらった業者に一年後もまたクリーニングしてもらえるように予約をしておくと良いです。

早いように思われるかもしれませんけど、企業とかなら定期的にエアコンクリーニングしてもらっているところも多いです。

それに、エアコンクリーニング業者もさすがに一年先まで予約がパンパンというところはほぼないので予約が取りやすいです。

実際、エアコンクリーニングの繁忙期になってしまってから、自分の都合にピッタリなタイミングにクリーニングにきてもらえるのってけっこう運が良くないと無理です。

一年後も確実にエアコンクリーニングしてもらえれば、エアコンの異常に早めに気づくことができるし、エアコンを必要とするタイミングには健康面を心配せずにエアコンを使用することができます。

なんだか健康診断と似てますよね。

年に一回、定期的にエアコンクリーニングするようにしてみてください。

劣化が進んだエアコンはクリーニングしてもらえない場合がある

エアコンクリーニング業者はどんなエアコンでも受け入れている訳ではなく、クリーニングをお断りするエアコンもあります。

どんなエアコンかというと「劣化が進んだエアコン」です。

なぜかというと、年数が経ちすぎている古いエアコンは劣化が進んでいて、クリーニング中に破損してしまう恐れがあるからです。

エアコンクリーニングでは、内部のクリーニングをする前に様々な部品を取り外し分解していきます。

その作業中に劣化が進んだエアコンほど破損してしまうリスクが高く、エアコンクリーニング業者も10年以上経った古いエアコンのクリーニングをお断りする場合が多いんです。

エアコンの買い替えはだいたい10年と言われているので、10年以上経ったエアコンはクリーニングしてもらうより買い替えた方が無難です。

そして、購入するならお掃除機能付きじゃないエアコンをオススメします。

お掃除機能付きエアコンはクリーニングしなくてもいい訳じゃない

お掃除機能付きエアコンはお掃除機能付きといっても、お掃除してくれるのはフィルターだけでそれ以外は汚れてきます。

なので、お掃除機能付きのエアコンだとしてもクリーニングは必要です。

アルミフィンにホコリが溜まるとエアコンの効きが悪くなるし、内部はホコリやカビだらけになってきます。

カビの発生はアレルギーの原因になる可能性もあります。

お掃除機能付きのエアコンだからといって、掃除せずに健康的な暮らしを送ることはできません。

お掃除機能付きエアコンは普通のエアコンに比べて分解作業も複雑で時間がかかり、その分費用もかかります。

お掃除機能が付いている、付いていない関係なく、健康的な暮らしを送るためにはエアコンクリーニングはどうしても必要になってきます。

個人的には、クリーニング費用を抑えられるお掃除機能が付いていないエアコンの方がお財布に優しいクリーニングができるので良いのかなって思います。

健康的な暮らしを送るためにエアコンクリーニングは定期的に

エアコンクリーニングは、毎年一回、エアコンを使わなくなる時期に定期的に行うのをオススメします。

エアコンが汚くなってからクリーニングするという考えよりも、きれいな状態をキープしつつ使用するのが健康のためにも良いです。

また、エアコンクリーニングをしたあとに防カビ・防汚・消臭効果がある「光触媒抗菌コーティング」までしておくと、さらにエアコンは清潔さをキープしやすくなり、健康的な暮らしにもつながります。

この記事を読んでくださった方の暮らしがさらに快適になるように、役立ってくれると嬉しいです。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。