一日の疲れを癒せる場所といったら『お風呂』ですよね〜♬
一日の疲れを癒すためにも、お風呂でリラックスしたい人って多いと思うんですけど、浴室の様々な汚れに悩んでいる人も多いようです。
「カビなのかな?ピンクちゃんがすぐついちゃう・・・」
「排水溝がヌメヌメしてる〜〜」
「排水溝のお掃除が面倒くさい!」
などなど。
キレイで快適なお風呂で疲れを癒し、また次の日も元気に楽しく過ごせるように浴室のお掃除に役立ててもらえたらいいな〜ってことを、今回はお伝えしたいと思います。
カビなのかな?ピンクちゃんがすぐついちゃう・・・
可愛くピンクちゃんって呼んでますけど、ピンク汚れって排水溝のまわり、床、扉、シャンプーボトルの底、石けん受けの下などにすぐ発生して厄介ですよね。
発生する場所がカビとほぼ同じことから、カビだと思う人が多いのですが、実は「ロドトルラ」という酵母菌の一種で、カビではありません。
でも、そんなピンク汚れはほんっと繁殖しやすくて、放っておくと黒カビが生えやすくなるので注意が必要です!
ピンク汚れは落としやすいけど、菌自体はまだ残っていると考えられるので、お掃除した後は次亜塩素酸ナトリウム(ハイターやカビキラー)などでしっかり除菌した方が良いと思います。
浴室のお掃除はお風呂に入ったらその都度した方が良いと思いますけど、除菌まで毎回するのは大変なので、1週間に1度ぐらいでも良いと思いますよ。
ピンク汚れ予防に出来ること
ピンク汚れが付かないようにするには、温度と湿度を下げることが効果的です。
カビは湿気が70%近くあったり、浴室内の温度が20〜35度になると繁殖しやすくなってしまいます。
お風呂に入ったあとは温度が高くなっているので
温度を下げるために、掃除した後に仕上げとしてお風呂全体に冷たい水をかけ、
湿度を下げるために、しっかり水分を拭き取ることが大事です!
スクイジーで水を切って、スクイジーでは水を切れない狭くて細かい場所は、タオルで水分を拭き取ると良いです。
お風呂全体の水を切るのが大変なら、ピンク汚れが発生しやすいところだけでも拭くようにするといいかな〜って思います。
また、「湿度を下げるために換気をすればいいんでしょ?」ってみなさんは思うと思いますが、換気だけでは湿度を下げるにはちょっと時間がかかります。
なので、浴室暖房乾燥機があるお家なら換気の前にしばらく『乾燥』をして、カラッと乾燥させるとカビの発生も防げるし、お掃除の手間も省けるようになります。
ただし、乾燥は水分をしっかり切ってからにしてくださいね!
水分が残った状態で乾燥しても、水分だけが蒸発して、水道水に含まれるミネラル分だけが残り、逆に水垢が付きやすい状態になってしまうと思うので。
ちなみに、我が家ではお風呂掃除をして水分をしっかり切ったあと、寝る前に洗濯物を浴室に干して『乾燥』をしています。
花粉症なので、洗濯物を外に干したくないのもあるんですけどね。笑
温度と湿度をうまく調整すれば、お掃除は楽になるし、浴室の湿気による腐食も防げるので、みなさんもぜひ試してみてください。
排水口がヌメヌメしててイヤだ!
排水溝ってすぐヌメヌメしてあまり触りたくないですよね〜。
髪の毛やら石けんカスやら皮脂汚れやら、様々な汚れが排水溝に流れ集まってますよね。
だからといって、放置しているとニオイが気になってきたり、水の流れが悪くなったり、面倒なことになってしまいます。
なので、汚れを溜め込まないように、こまめに排水溝のお掃除をしてみたらいいんじゃないかな〜って思います。
汚れが溜まるとお掃除は大変になってしまうので、汚れがヒドくなる前にお掃除してみてください。
排水溝のお掃除方法
【排水溝のお掃除に準備するもの】
まずは排水溝のお掃除に使うものを準備してみてください。
・重曹
・クエン酸
・スプレーボトル
お掃除する前に、換気扇を回したり、窓を開けたり換気もしてくださいね。
そして、ゴム手袋を着用し、ある程度の髪の毛や汚れは取っておいてくださいね。
排水溝のお掃除の手順
重曹とクエン酸は合わせた瞬間から反応が始まります。
なので、先に重曹とクエン酸を混ぜてしまわないようにしてください。
⑴ まずは重曹だけを排水溝に振りまいてください。
量の目安は、排水口全体が隠れるくらいが良いと思います。
⑵ スプレーボトルにクエン酸水(クエン酸小さじ1杯と水200ml)を作り、振りまいた重曹の上にクエン酸水をまんべんなく吹きかけて30分ほど放置してください。
⑶時間が経ったら、お湯で洗い流してください。
これで排水溝のヌメリが取れます。
排水溝のお掃除は気になった時にするのも良いけど、定期的に行うことでヌメリの発生を抑え、ニオイ防止にもなります。
気持ちよくお風呂に入るためにも、排水溝の髪の毛はマメに取り除くようにして、ヌメリも定期的に取るお掃除をしてみてくださいね。
また、今は使い捨ての排水溝シートも売っているし、水の流れに沿った羽付きの排水溝カバーで中心に髪の毛がたまって捨てやすい構造になっているようなものも売っているので、そういったアイテムでストレスを軽減させるのも良いと思いますよ。
浴室のお掃除には汚れにあった洗剤選びが大切です
浴室の毎日のお掃除には、一般的に販売されているお風呂用洗剤の泡の力で汚れを落とすといった感じで良いと思います。
けど、頑固な水垢になってしまうと中性洗剤では落とせませんし、カビも中性洗剤では落とせません。
皮脂や手垢、飛び跳ねたシャンプーなどは「酸性の汚れ」なのでアルカリ性の重曹やセスキ炭酸ソーダやアルカリ電解水で
蛇口や鏡に付いた水垢は「アルカリ性の汚れ」なので酸性のクエン酸で落とすか、研磨剤入りの洗剤を使うと落としやすいと思います。
ただ、研磨剤入りの洗剤は力を入れすぎるとキズが入ってしまうことがあるので、一度で落とそうとはせずに何度か繰り返しこすって落としてみてください。
カビは塩素系カビ取り剤を使うと落としやすいと思います。
ただし、クエン酸は大理石に使用すると酸で表面が酸化してしまい、鉄も酸と反応して酸化するので、大理石の浴槽には使用しないほうが良いです。
また、黒系の壁や床だと白い水垢は目立ってしまうし、白いイメージのある水垢も白い浴槽や白い壁にかなり積み重なって付着した水垢は黒い輪っかみたいな模様になって落としにくい場合もあります。
なので、お掃除のしやすさを考えたり、汚れが目立たないような色合いのもので浴室内をまとめるのも、お風呂で快適に過ごすためには必要なのかもしれませんね。
お風呂がキレイだと気持ちよく疲れを癒せるし、また明日から元気に頑張ろう!って気持ちになれると思います。
お風呂をキレイに保ち、みなさんが豊かな暮らしを送れるようにこの記事を参考にしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。